3回目のデートの壁

婚活を始めた当初、お見合いのマナーやデート方法などネットで情報収集をしておりまして、その中でよく見かけたワードに「デート3回目の壁」っていったものがございました。

色んな解釈の仕方があったのですが、共通して言えるのが3回目のデートがひとつのターニングポイントになるのだそう。

予備知識として認識はしていましたが、特に気にする事無く自分のペースで婚活をしようと深く考えてはおりませんでした。

そして何度もお見合いとデートを重ねてく内にデートを3回目まで繋げる事がこんなに難しいのかと滅茶苦茶実感させられたのを今でも鮮明に覚えております。

お断りされるっていうのもあるのですが、こちらからも3回目のデートをお誘いしようって思える方はほぼ居なかったです。

お見合い時には確かに良い人かもって思って仮交際を希望し、慎重にデートを重ねていたのに、とにかく2回デートした時点で何故かこの先もデートを重ねるのは苦痛だなって思ってお断りをしてしまってました。

これは今になって思えば明確に理由がございまして、婚活している時って早く良い人と巡り合って成婚したいって思っていたものですから、お見合いをした時点で嫌な印象さえ無ければもっとお相手の事を知ってから結論を出そうと考えていた故に、ときめきが無くとも仮交際を申し込んでしまっていたがためでした。

もう既にアラフィフだった【うにむく】がときめき重視でパートナーを探すなんて、何か駄目な発想に思ってましたし、そもそも若い時じゃ無いのだから出会ってすぐにときめく様な事って無いとすら思っておりました。

これが今思えば間違いでして、お見合い時に良い人って思った程度の人とデートを重ねたところで恋愛感情に発展するはずもなく、それはお相手の女性にとっても同じ事だったとうと思います。

ときめきの度合いは小さくても構わないのですが、何か心に感じる「好き」っていう単純な感情がどれだけ頭で冷静に考えた判断よりも重要なんです。

出会ったその日にいきなり「好き」って感情が芽生えるはずが無いと考えている人の意見はもっともです。

だから言い方を変えてみますと「異性」として魅力を感じるかどうかを自分で考えてみてください。

そこは条件などとは違ってもっと自分の本能的な感情だと思います。

そして、その本能的な事を考慮せずに仮交際をしてしまう事の結果がデート3回目の壁の正体なのでは無いでしょうか。

自分だけが意識を変えて、ときめくお相手とだけの仮交際を希望したとしても、お相手が条件重視で婚活をしている以上はデート3回目の壁は相変わらず存在するものと思いますが、少なくとも自分から会うのが苦痛だからって理由でお断りするケースは減ると思いますので時間を無駄にしたくない方は、仮交際を希望されるかを考える時に少し考えてみて欲しいです。

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